上棟式(むねあげしき)は、上棟祭、または棟上げともいわれ、建築工事の式典の中では、もっとも重要な儀式のひとつです。地鎮祭が大地の神、仏霊に祈願するのに対して、上棟式は地上の神、仏、霊に祈願するものであり、建物の守護と工匠の神、仏を祀って、工事が上棟まで進んだことを感謝するとともに、竣工にいたるまでの加護と建物の永遠堅固を祈願する儀式です。