活動報告

・民主・みらいからの活動報告

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会派政務調査県外活動
2012/10/18

 10月18日〜19日にかけて、民主・みらいと希望ふくいは合同で県外視察調査を行いました。
 
10月18日(木)の朝、議会を出発し、北陸自動車道、舞鶴若狭自動車道を通り兵庫県加西市にある環境配慮型工場を視察しました。ここは大型蓄電システムの開発などを行っています。
 事業所内を回って感心したことは、どの施設も整然と管理され、機能的にシステム化されているということです。脱原発依存多角的エネルギー化の方向の中で、リチウムイオン電池や太陽光パネル蓄電などは今後注目すべきエネルギーシステムであると感じました。

 翌19日(金)は、豊岡市出石(いずし)町のまちづくりについて視察調査を行いました。
 NPO法人但馬國出石観光協会の加藤参事のお話では、株式会社出石まちづくり公社を設立して15年を迎えており、ここ数年は年に数%の配当金さえ出しているとのことで、この種の第3セクターとしては業績を上げている珍しい存在といえるのではないでしょうか。
 「古いもの・伝統的な建築物は残すこと。あるいは改造して使うこと」がこの町の原点となっています。近畿最古の芝居小屋「永楽館」や城下町を活かした町並みなどを見るにつれ、まちづくりは、加藤氏のような強い熱意を持ったリーダーとその仲間、それを広げていく市民や自治体が連携して、そこで生活や生業ができるようにしてつくりあげていくことが重要だと改めて感じました。

 最後に、京都府南丹市日吉町の「日吉町森林組合」を尋ねました。この森林組合は組合員の所有する山の徹底した管理で事業利益を伸ばし、全国からも注目を浴びている組合です。
 山を所有する人にとって、山の管理は相当大変なものです。それを組合が間伐などを一手に引き受け、維持管理しており、間伐材は良質なチップやベニヤ材になり、売り上げが出るというシステム。地主にもお金が入り、間伐された森は復活する・・・。
 現場の視察をさせていただきましたが、高くまで枝打ちをした樹齢50年以上の杉林は本当に見事の一言でした。途中、若いオペレータが手際よく操縦する作業車(フォアーダ)が降りてくるところを見ました。石川播磨重工のものということでしたが、ヨーロッパ製、中でもドイツ製が安全で機能的とのことで、こういった作業機械への投資も事業運営の重要なポイントではないでしょうか。
 経営的感覚で組合運営を行い、作業効率と利益を上げることを第一に、無駄を省いたことで事業収益を伸ばす―――、福井県内の林業政策に大いに反映させるべきと感じました。

入札制度の見直しにかかる要望書
2012/10/12

民主・みらいと自民党県政会は、10月11日(木)の9月議会終了後、両会派の会長の連名で「入札制度の見直しにかかる要望書」を満田副知事に提出しました。


入札制度の見直しにかかる要望書≪全文≫

 県は、平成20年度に不正行為の防止を目的として従来型の指名競争を見直し、一般競争入札の対象金額を大きく拡大する等の入札制度改革を実施した。
 この結果地域の実情を熟知しない業者や、不良・不適格業者選定される事態が増加し、ダンピング受注、適正施工への懸念、入札における偶然性の顕在化、下請けへの不当なしわ寄せ等の様々な問題が表面化してきている。
 現在の入札制度は、より公正で、競争性・透明性の高い制度にすることを目的に導入されたものであるが、地域に大きく貢献している地元土木・建設業界を衰退させ、ひいては災害時の復旧・復興や、冬期の除雪など、地域防災力の低下を招く原因となっている。
 よって、公共工事の入札制度については、公平性、競争性の確保は当然のことながら、県下一律の制度に固執せず、指名競争入札の弾力的な運用など、地域の実情に考慮した制度に見直すよう、強く求める。

平成24年10月

自民党県政会 会長 山本芳男
民主・みらい 会長 野田富久

北陸新幹線の整備を推進する議員の会総会
2012/08/7

 「北陸新幹線の整備を推進する議員の会」の総会を東京の衆議院第2議員会館多目的会議室で開催しました。第3回となる今回は、京都府、新潟県の議員方にお越しいただき、国会議員含め約60名の参加となりました。また金沢−敦賀間の整備認可が出されたこともあり、今後、大阪までの延伸を念頭に、さらに会として頑張って活動していくという認識のもと、大変有意義な総会となったと感じています。
 総会の前には「新幹線の整備と地域振興」と題し、国土交通省鉄道局幹線鉄道課長の蒲生篤実氏を講師にお迎えして研修会を開催しました。
 総会終了後は、会の理事らが政府与党、国土交通省、財務省等に要請活動を行いました。

おおい町出前広聴会
2012/07/31

 おおい町への出前広聴会を開催しました。
 時岡町長をはじめ関係者の方々にご出席いただき、原子力発電、土木、農林等の要望をお伺いしました。
 その後の意見交換では、大飯原発3、4号機が再稼働したこともあり、原子力政策についての意見が多く出されました。国のエネルギー政策の動向を見極めながら、原発立地地域の今後についてきちんと考えていかなければなりません。さらに道路整備、鳥獣害対策、農業農村整備事業等について意見交換もさせていただきました。今後県の担当者の方々と調整を行う予定です。

 出前広聴会終了後、おおい町のオフサイトセンター(県大飯原子力防災センター)へ調査に行きました。大飯原発3、4号機がフル稼働となり、西川知事より要請があった特別な監視体制は現在も行っているとのことでした。原子力安全・保安院、県原子力安全対策課長と意見交換を行い、センター内の視察を行いました。

北陸新幹線の整備を推進する会 県外視察
2012/07/25

 去る6月29日に、整備計画決定から約40年を経て北陸新幹線金沢−敦賀の着工が正式に決まりました。民主党政権樹立後、私たちが「北陸新幹線の整備を推進する議員の会」設立に向けて動き始めたのが平成22年1月です。ようやくここまできた、という思いですが、これからまだ、全線整備に向けた積極的な運動をしていかなければなりません。

 これまで何度も理事会を開催してまいりましたが、今回は拡大理事会およびフリーゲージトレインの視察調査を会員の皆様方と行いました。

 それにさきがけ、民主・みらいの参加議員が滋賀県議会を訪問させていただき、会への参加要請を行いました。今後北陸新幹線のルートがどのようになるのか、十分な検討が必要になりますが、滋賀県の方々にも積極的な参加をお願いしたいところです。

 滋賀県議会をあとにし、岡山市内にて議員の会拡大理事会および意見交換を行いました。8月7日に東京で総会を開催するにあたり、決議文の内容などについて話合いました。

 翌7月25日は、岡山車両基地の視察調査および香川県へ移動し、フリーゲージトレインの試乗と視察調査を行いました。私たち民主・みらい所属議員は先般調査に訪れたところですが、他県の参加議員の皆さんは一様に興味深くFGTの視察をされていました。

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