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第11回東海北陸地区特殊教育研究大会福井大会並びに並催の第35回福井県特殊教育研究大会は、来る8月9.8日福井工業大学と福井県社会福祉センターの両会場において開催される運びとなりました。本大会には、東海北陸地区1市7県より特殊教育関係教員600名の参加を予定しています。本県にとっては、昭和58年に芦原町で開催された第5回福井大会以来、6年ぶりの大会といえます。昨年度、植田前会長のもとに大会実行委員会を構成し、2年がかりで着々と準備を進めてきました。
大会主題は、研究部と研究推進委員会で十分検討いただき「たくましく生きる力と生きる喜びを育てる教育を求めて」を設定し、小・中学校・養護学校の校種別に7つの分科会をおき、各分科会テーマに基づいた研究協議、大会の全体会活動発表では、本県の特色を生かした歴史と伝統のある県特殊教育連盟の活動発表やブロック研究活動発表をすることにしています。また、開催地の福井市は市制百年を迎え、各種のイベントを計画していますが、本大会でも福井市はもとより福井県の郷土色を出すように配慮し、記念講演には大本山永平寺より講師派遣をお願いしています。
さて、ご承知のように特殊教育では多くの課題をかかえています。しかも、その解決には幾つかの問題をかかえています。第5回の福井大会の成果をふまえ、具体的に前進の見られる大会にしたいものと願っています。そのため、このたび福井大会では新たに特別分科会を設置することにし、各県の会長・副会長・事務局の3名の参加により、教育条件の整備を中心に各県との情報交換と交流を図りたいと各県に協力を依頼しています。
特別分科会では、特に障害の重度化・多様化に対応した教育内容・方法の研究や就学・入級・就職問題等の条件整備、近年、若年教師の著しい増加にともなう教員研修の充実も課題となります。また、多学年1学級で多様な障害をかかえる特殊学級の担任には、指導法にいちだんの工夫が望まれるとともに、教育機器をはじめとして条件整備が課題となるでしょう。さらに、特殊学級の重度化・多様化による介護教師派遣制度確立等が一歩でも前進されることが望まれています。こうした課題の背景には、行政・医療・教育・労働・福祉機関との連携のあり方が問題になるでしょう。特別分科会の成果を期待しています。
最後になりましたが、県教委並びに県特殊教育センターの先生方には多大のご指導・ご支援を賜り深く感謝申し上げますとともに、今後ともなお一層のご協力を心からお願いしたいと思います。
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