Metro Movie Theater
1-2-14Junka Fukui City Japan


メトロ劇場
 
〒910-0023
福井市順化1-2-14

Tel 0776-22-1772

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メトロ  平和 のサイト For Peace


映画『靖国』  YASUKUNI
   
         7月12日--7月25日   終了
       追加上映  8月16日--9月6日  
       
 
7月の上映 大盛況のうちに無事終了しました。
靖国を観る会の参加団体皆様、本当にありがとうございました。
懸念された右翼による上映妨害の行動もなく、市民による上映会が成功して本当によかったです。
支える弁護士の会の皆様による自主警備とご指導ありがとうございました。

8月の上映も予定どおりしますのでよろしくお願いいたします。


市民の会前売り券 8月上映も有効です。ご利用ください    7/26
映画「靖国」を理解するためのメモ ’08 8/6 版 アップロードしました 

 8月16日--9月6日      上映時間 
8/16〜8/22   @11:00 夜19:00
8/22〜9/5     @11:00 

 
主催 
映画『靖国』を観る市民の会・福井   

市民の会前売り券 発売開始  前売1000円(通常1500円) 

 チケットは,以下の各団体で取り扱っています。
 チケットをほしいという方は以下の各団体までお問い合わせください。
 ●福井映画サークル
 ●
メトロ名作上映会(メトロ劇場内)
 ●福井県平和・環境・人権センター
 ● 映画「靖国」上映を支える弁護士の会・福井


* 映画『靖国』を観る市民の会・福井  設立アピール

*   メトロ名作上映会のコメント  

  映画「靖国」の李纓監督より公開予定劇場へのメッセージ

 * Comment of Metro Cinema Club (English)  

* 映画「靖国」を理解するためのメモ ’080806

 * 映画「靖国」上映を支える弁護士の会・福井  http://www.ne.jp/asahi/yasukuniben/fukui/


 

DATA  メトロ  平和 のサイト For Peace

2007年 2008年 DATAは BACKLIST を参照ください

  2006 終戦61周年企画   ニッポンの終戦

   2006  終戦61周年 『映画をとおし 戦争と平和を考える』 

   2005 終戦60周年企画  ヨーロッパ編  

   2005 終戦60周年上映会  『日中戦争、太平洋戦争を忘れない』  2005.8.6 --2005.8.19
 
    "
We Never Forget W.W.2 in Asia for Peace "  English

映画『靖国』を観る市民の会・福井」   設立アピール

1 中国人の李纓(リ・イン)監督が約10年間にわたり靖国神社等を取材して制作したドキュメンタリー映画「靖国」について,上映中止という残念な事態が進行しています。
 文化庁所管の独立行政法人による助成金支出を一部の自民党国会議員が問題視し,また一部週刊誌が同趣旨の記事を書いたことで,右翼団体が騒ぎはじめ,右翼団体の街宣活動などを警戒した東京,大阪等の映画館が「近隣に迷惑がかかる」などの理由で4月12日の予定だった封切りを中止しました。
 社会的問題を扱う映画,大切な文化である映画が,私たち市民の目に触れる前に政治家や一部週刊誌に一方的なレッテルを貼られ,右翼団体から妨害を受けて葬られる,そんな社会でいいのだろうか?――このことが,私たちに問われています。

2  いうまでもなく,映画の上映は日本国憲法の保障する表現の自由に含まれるものであり,映画を観ることは市民の知る権利の重要な一環です。これらの権利は,この日本が民主主義の社会であり続けるために,最も大切にすべき権利であるはずです。それが今,土台から掘り崩されようとしているのです。
 観たい映画が観られなくなる,そんな暗い社会は,誰もがご免被りたいものですが,今,私たち市民が声を上げなければ,未来にはそうした暗い社会が待っているのではないか,そのことを私たちは強く危惧しています。

3 私たち「映画『靖国』を観る市民の会・福井」は,「まずはともかく映画を観たい」「映画上映が不当な圧力に妨害され,市民の権利や映画という文化が潰されることは絶対に許せない」という強い思いを一致点として,幅広い個人・団体が集まって作った市民団体です。
 いま全国で,多くの人たちが,私たちと同じように映画「靖国」を観たいと思っています。様々な妨害にもかかわらず,上映を決めた映画館が全国で9館,上映に向け調整中の映画館が14館となっています。法律家,マスコミ関係者,映画人,ジャーナリストなど,多くの人々による妨害に抗議する活動も進んでいます。私たちも,こうしたたくさんの市民・団体と一緒に,「誰もが観たい映画を自由に観られる社会」を守りたい,と思っています。
 私たちは,こうした立場から,不当な妨害にさらされた映画「靖国」の上映会を企画し,市民の皆さんに,一緒に映画「靖国」を観ることを広く呼びかけるものです。
  

2008年4月28日
           
               映画「靖国」を観る市民の会・福井

      
     呼びかけ団体
         福井映画サークル
         メトロ名作上映会
         福井県平和・環境・人権センター
         映画「靖国」上映を支える弁護士の会・福井

                                                                                                                                         
  映画「靖国」を観る市民の会・福井  発足に向けて                
                                     メトロ名作上映会のコメント  サンプルDVDを検討して

映画「靖国」の李纓(リ・イン)監督 を支持し上映を成功させよう
                      
       4月28日

映画「 靖国 YASUKUNI 」とは  
靖国思想、皇国思想の精神的支え・核心であった神秘的なベールに包まれた靖国神社。永住権のある在日中国人監督が 靖国神社と靖国神社をめぐる人々の今の考え方、姿、心情を最大限に理解しようとして作製したドキュメンタリー映画です。
大東亜共栄圏をつくる皇軍、神国日本 英霊を祀る(まつる)等々不思議な言葉の数々。 遺族会など一般の参拝者へのインタビュー。そのあいだに写し出される様々な軍服・戦闘服・制服で行進参拝する人々の姿。・・・やがてそれはかれらが靖国にふさわしいとする心情を体現したものだと気づく。 
合祀(ごうし)に異を唱える人々に対する神社側の応対や 神社境内から反対者を排除する人の姿・・・日本民族の優越性を主張する国粋主義を体現していることを理解する。そして、靖国神社での式典や参拝での様子から靖国神社支持の動きが国の指導者層にまで広がってきていることを克明に記録する。
戦後60年。靖国参拝は続いた。いま戦後世代に“愛国”ということばとともに靖国参拝運動として受け継がれようとしている―――。


平和を守るための 市民の知る権利 
福井映画サークルをはじめ市民の皆様と戦争を考え平和のための映画を上映し続ける中で知りえたことは、現代、世界各地でおきている内戦・地域紛争・戦争はナショナリズムを逸脱してその民族の優越性をかかげ他民族の排除にむかったときおきていることが多いということです。そのたびに、民衆の悲痛な叫びを聞きます。涙もかれた絶望の眼を見ます。共通な言葉は、『平和で豊かな社会だった。』『貧しくとも心豊かな社会だった。』『昨日まで人種や考えをことにした人々が隣人だったのに。』『まさかこのような深刻な分裂・対立、筆絶の惨状になろうとは思っていなかった・・。』その後の荒廃も長く続き、和解へどれだけの努力と時間を要するか教えています。
日本は民主国家だから大丈夫というわけではありません。民主主義においては多様な文化・考え方・多様な人々との共存を前提とするがゆえに、いろいろな問題を内包しています。日本の平和と民主主義にとっては国内においても、また国際間においても、その問題を平和的に対処できるよう、強く、辛抱強くあるべきですし、そのためにはその問題の本質を知っていなければならないのです。この映画は平和を考え、守っていくうえで貴重な情報を伝える映画です。


映画「靖国」をめぐる現在の状況 映画「靖国」を観る市民の会・福井 発足に向けて

映画「靖国」上映予定映画館が右翼団体等による妨害をうけ上映を中止したことが広く報道されました。その後、上映館が再編成され5月3日よりの全国順次公開予定が公表されました。しかし、直接の上映妨害の恐れは消えたわけでなく、むしろ、右翼団体による事実上の検閲というべき右翼団体への試写会を容認してしまうなど、その右傾化の影響で、映画関係者ばかりでなく、多方面にわたり、沈黙と、自主規制が広がっています。
メトロ劇場には、映画「靖国」の上映の要望がファックス、ホームページ上の書き込み、電話などを通してあります。また上映希望アンケートのなかで 投票数が一番多い作品が映画「靖国」です。しかし、一映画館としては東京・大阪等で起きたような妨害に対して耐えられません。
本日 幸いにも 映画「靖国」を観る市民の会・福井が発足することとなり、映画「靖国」の上映が市民上映会としてできるようになりました。この会の手による映画「靖国」上映は、市民の知る権利と表現・言論の自由を実現・行使することになると考え、メトロ劇場はメトロ名作上映会として参加します。

映画「靖国」の李纓(リ・イン)監督 を支持し上映を成功させよう
4月21日に映画「靖国」の李纓監督より公開予定劇場へのメッセージが届いています。李纓監督が様々な中傷・妨害に耐えながらも、この映画「靖国」によって日本の市民に伝えたいこととは何なのか、是非ご覧になってください。

                                                                                              メトロ名作上映会

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映画「靖国」の李纓監督より公開予定劇場へのメッセージ

映画『靖国』の公開劇場の皆様へ

この度は、映画『靖国』の上映をお引き受けいただき、大変ありがとうございます。
稻田朋美および有村治子、両国会議員による政治介入に端を発したこの度の上映妨害の動きにつきまして、皆さまのところにはマスコミ各社による報道を通して、事態の推移が伝わっているものと存じます。
映画『靖国』に対する不当な圧力から映画上映を守るべく、すでに弁護団が結成され、李纓(リ・イン)監督、製作会社龍影、および配給会社を強力にバックアップする体制がつくられております。
さらに今回の問題を、広く「表現の自由」及び「知る権利」への侵害と捉え、ジャーナリストによる連絡会も準備されました。
なお、一部マスコミで報道された以下の点につきましても、全くの不当な映画への検閲であり弾圧であると捉えています。
映画にご出演いただいている刀匠の刈谷氏には、映画完成の時点でお見せし承諾を得ており、先日のマスコミ取材に対しても、ご本人は上映中止の意思のない旨の発言をされております。
また、撮影時の許可等に関する靖国神社からの質問状につきましても、何ら当方に問題点はなく、現在弁護士を通して回答書を準備中です。
今回の件につきまして、多くの一般の方々から励ましのご連絡をいただいておりますが、映画『靖国』の上映成功に向け、劇場の皆さまとともに粛々と公開の準備を進めてまいる所存です。
皆さまには引き続きお世話をおかけいたしますが、今後ともご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

  2008年4月21日


                     映画『靖国』製作会社 龍影
                           映画監督  李 纓


Our right to know ------ for our democratic society to keep peace  


We, Metro Cinema club, with Fukui citizen, especially, with the Fukui Movie Circle Community had many chance to show great anti-war movies to keep peace. 
And we recognized these important facts.
1: Recent days, civil war or war occurred in case the people or the race thought superior to another with hot and narrow nationalism and at last, begun holocaust. 
2: In these wars, we always hear the same murmur.
”That was so peaceful and wealthy society.” ”That was not wealthy but warm society.” ”They were good neighbors with different religion or ideology, even another race.” “I can not believe! And, Why?” 
3: After the war or after stopping the war, disastrous and miserable society continues for a long time, with peoples depressed, with difficulty to rebuild. 

Is democracy so strong to endure such emergency in Japan? Recently, we know democracy depends upon many different cultures, races, thoughts, senses of value and various histories, so that it contains many problems in itself. To keep Japanese safety and peace, basically our Japanese democracy, we must have strong mind and be patient for such problems internal or international in peacefully. And to do so, our right to know fundamental truths is most important right to analyze, judge, deal and solve. 
This movie, “YASUKUNI”, has very important information to keep Japanese peace and democracy.


Present Circumstances about the movie “YASUKUNI”
We knew on TV or newspaper that almost all theaters canceled the schedule to show the movie “YASUKUNI” to fear the violence of “UYOKU” troop, ultra-nationalists. After that, we knew the announcement of the restart of the show in another theaters from May 3. But the fear of violence hasn’t disappeared. Rather, the dark mist of violence is spreading. And mass-communication wrote or announced the premium show for “UYOKU” with their opinion without critics. We must recognize that was just the inspection by ultra-nationalist. The influence of dark mist is spreading not only movie community but also journalists or more. And it brought silence and surface obedience, like just before beginning of Nazism. 
We, Metro Movie Theater, accepted many requests of “Yasukuni” by Fax, BBS on HP or by telephone, and also great request of visitors’ votes of request. But Metro, as a commercial theater, cannot endure such disturbances and fear for violence and loss.

Today, fortunately, we gathered together as the Citizen Community to see the movie “YASUKUNI” in Fukui. And we Fukui citizen will be able to see the movie by ourselves. Under democratic rule in emergency of democracy, we, Metro Movie Theater, join the community as Metro Cinema Club. Because, we believe that the showing the movie “YASUKUNI” by this community is just doing and realizing of freedom of speaking and expression also our right to know.

           April 28             
                           Metro Movie Theater, Fukui
                           Metro Cinema Club

 


映画「靖国」を理解するためのメモ 

           市民による「靖国」上映運動を進めながら知りえたこと  

      
                                                  メトロ名作上映会                  Last ‘080806

靖国神社
  
    1945年8月終戦まで 日本帝国陸海軍は戦争等軍務によって死者がでたとき、国家神道により靖国神社に 神霊(靖国の大神)・英霊 として合祀して死者・遺族へ名誉を図っていた。この靖国神社を頂点とする国家神道は日本帝国の戦争遂行上の精神的支柱であった。 
旧日本軍将校がもつ軍刀、日本軍の象徴・・・菊と刀。靖国神社は、剣と鏡をご神体とする。靖国神社境内では昭和8年より終戦まで古式の製法を復活して軍刀・靖国刀がつくられていた。軍刀は占領地での日本軍およびその軍政下の圧制の記憶 処刑に使われた記憶と結びつく(映画「靖国」にはそのような写真も出てくる。)

皇国思想  
 
皇国思想では、日本国民(日本民族)は他の民族より優越していて、日本を中心とした秩序になるべきであるとした
(八紘一宇 はっこういちう:天皇人間宣言で否定された考え方)。
日本は植民地の皇民化政策をとり各地に神社をつくった。

台湾神宮、朝鮮神宮、関東神宮(旅順)、南洋神社、建国神廟( 満州1940年::祭神は兄の国日本の神 天照大神) etc. 


日本帝国の戦争 
1931年 満州事変。内戦中の中国の東北部を占領。満州国(1932年)を作り植民地化。

1937年 支那事変。中国全土に日本軍は侵攻した。(日中戦争:中国は侵略され、広大な地域が占領された。中国は抗日民族統一戦線を結成し、国民政府は首都を南京から重慶に移して抗戦。事実上の全面戦争化し、日本は最高統帥機関・大本営を設置)

1938年 第1次近衛内閣は この戦争の究極の目的を東亜に於ける新秩序の建設とし、 現代日本国民に課せられたる光栄ある責務なり、また 列国(欧米諸国)も帝国(日本)の意図を正確に認識し、東亜の新情勢に適応すべき(日本の作る秩序を認めるべき)とした。(今次征戦:11月3日近衛内閣発表:しかし英・米・ソは中国を物的・人的に支援した。) 
同年 国家総動員法制定(政府は戦時に国防のため勅令で人的・物的資源を統制運用し、出版物を制限する)

1939年(昭和14年) 内務省令によって明治時代に日本各地に設立された招魂社を改称して護国神社とした。
同年 第2次世界大戦がはじまる。

1940年 日独伊三国同盟条約 (同年 南京に汪兆銘かいらい傀儡政権をつくる。 国内ではナチスを模倣し大政翼賛会を発足)

1941年 大東亜共栄圏を建設途上の日本帝国は 自存自衞ノ爲(開戦の詔勅)として
米英に対して大東亜戦争(太平洋戦争:日・米・中国の世界大戦参戦)を始めた。

敗色濃くなった 大戦末期、本土決戦等の戦争遂行の思想強化(一億総玉砕の思想)として靖国・護国神社体制が強化された。(万歳攻撃、特攻、靖国で会おう, 靖国の母・・・など)。
       「同期の桜」五番 貴様と俺とは同期の桜 離れ離れに散ろうとも
                         花の都の靖国神社 春の梢(こずえ)に咲いて会おう(昭和19)

1945年6月 義勇兵役法が成立施行された。男15―60歳、女17―45歳の民兵組織 国民義勇戦闘隊2800万人を本土決戦に動員予定だった。装備は各自が用意の鎌や竹槍など。沖縄戦では爆雷による自爆攻撃も。( ナチドイツの国民突撃隊は男のみ。装備は携帯式対戦車砲・銃)


戦後 
戦後 ドイツでは、ニュルンベルク裁判だけでなく、国内法で戦争の責任者を追及し、自由と民主主義を否定する団体を非合法化した。
日本では、GHQは、一部戦争責任者を除く旧体制で占領政策・民主化・非軍事化政策を進め、戦時政策は復興のため援用された(配給等統制経済・政府指導)。国民合意も復興と経済発展だった。

1951年のサンフランシスコ平和条約において  日本国は、極東国際軍事裁判所(A級戦争犯罪)並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷(B・C級戦犯)の裁判を受諾し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するもの・・とした。(第十一条【戦争犯罪】: 
 A 平和の破壊又は侵略行為(国連憲章) への戦争指導者の責任「平和に対する罪」、
 
B 捕虜虐待など「通例の戦争犯罪」、
 C 戦争遂行目的でなされる「人道に対する罪」)

1968年 戦争及び人道に対する罪に対する時効不適用条約が国連総会で決議され,1970年に発効。日本は棄権し 批准もしていない。

戦後、日本軍の名簿を引き継いだ厚生省による戦没者等の遺族年金などの給付が進む一方、一宗教法人になった靖国神社への戦没者の合祀はすすんだ。
B・C級戦犯の合祀もなされた。
1975年(昭和50)天皇による最後の靖国神社参拝。
1978年(昭和53)A級戦犯(この年より靖国神社は「昭和殉難者」の呼称を用いる)の合祀がなされた。

≪先の戦争を遂行するために使われた 靖国思想 皇国思想が、戦後 誰にどのように受け継がれたか≫
これを映画「靖国」で考えてみよう


極右思想、皇国思想, そして 靖国をどう考えるか
 市民として 常識で考えることです。
 靖国神社を考えるとき 靖国で会おうと言って約束した現存の人たちや 遺族のうち靖国を父・兄等に会える場所とする方々への深い配慮が必要です。信仰としての平穏と平和を願う気持ちを傷つけてはならないのです。戦後60余年、戦争の精神的後遺症をケアしてきたでしょうか。この方々も、靖国神社との一体感をアピールし皇国思想を広げようとしている人達には違和感をもっているはずです。  


国民に 一億総玉砕 を迫ったこと ・・・帝国臣民の人権とは
先の大戦は皇国思想をはじめとする奔流がとてつもなく強く、その軍国日本の狂気と軍部・政治・経済・社会・文化全体が呼応し、なぜ国全体が有無を言わさぬ最悪の悲劇−残酷・悲惨な戦争をしたのか。
ただ1つ1つ見ると国内外の情報を共有せず、戦争を遂行する者にアクセルを奨励しブレーキを禁じる破局へのシステムだったことに驚く。
ひとつの要因としては戦時国際法として非戦闘員・投降者等保護など 戦争の国際ルールである
  ハーグ陸戦条約(1907年批准:今日に至る) と
  ジュネーヴ条約(1929年;日本は署名を行ったが批准しなかった。
                  日米開戦後米国は遵守する意思を 中立国を通じて表明)
がありながら、兵士・一般国民には知らされなかったことが挙げられるだろう。
   B(捕虜虐待等) C(人道に対する罪)級戦争犯罪、
   玉砕、
   島民の集団自決など を招いたのではないだろうか。

しかし、軍人(将も兵も皆)はハーグ陸戦条約があっても国内法・軍律に基づいて規制されていたのだ。
軍人勅諭
(ぐんじん ちょくゆ) 1882年 明治天皇が陸海軍に下賜)
        忠節を守り義は山岳よりも重く死は鴻毛(こうもう)よりも軽し・・・陸軍では暗唱させられた

戦陣訓
(せんじんくん)      生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかしめ)を受けず・・・
   (1941年1月に当時の陸軍大臣・東條英機が示達した訓令)
       
陸軍刑法
 (公布:1908年 改正:1942年 ・・・上官に対する絶対服従だけを定めた法律ではなかった
軍の司令官は可能な限りのことをしないで、降伏したり陣地を明け渡したら 死刑(陸軍刑法40条,海軍刑法35条)、可能な限りのことをしてから降伏した場合でも 6か月以下の禁固(陸軍刑法41条)
――いずれにしろ司司令官にとって降伏は 死刑か、生き恥をさらす有罪。最後まで死守するか、自決か 最後の万歳攻撃 の究極の選択。結果、数多くの玉砕の悲劇が起こった。
(国民義勇戦闘隊にも 陸軍刑法・海軍刑法は刑を減軽できるが適用された。文字通り一億総玉砕体制)

1945年天皇の終戦詔勅があるまで 誰も降伏できなかった。 
残された道 英霊となって靖国で会うこと。

今生きている私たちは 
  
戦争体験者(戦地でどうにか生き延びふるさとに帰りついて、または内地にいて空襲を必死で逃げ延びて、戦後の大混乱を生きぬいてきたもの)と、戦争を体験した父母・祖父母から 言葉で言い尽くせない苦しい体験と生きる大切さを教えられてきた子・孫です。
なぜそのような悲惨な戦争体験をしなければいけなかったのか その基本的な疑問と戦争の記憶を原点とする私たちには、美しく戦争を語る者との違和感は近年ますます大きくなっています。
この映画「靖国」は、私たちの生きてきた歴史を直視し、軍国日本と決別し、語り継ぐべき歴史とする勇気を与えてくれる映画です。

アジア諸国に対して 
 1000年をはるかに超える長い交流の歴史で、相互に文化・歴史の深さ、民族・宗教の特徴を知っているのに どうして日本は優越を考えたのだろうか。
アジア諸国は日本に侵略され占領された不幸な歴史を持つ。
誰が、何故 先の大戦をし掛け、全日本国民を駆り立てたのか説明し、今後そのようなことのないことを分かってもらうのは日本の責任です。
当然のことですが、多様な社会・文化・歴史を認め合うこと本来の価値を共有することになり豊かになります。
反対に自国の多様な文化を否定し、継承しなければ自国の豊かさを失います。
否定し合ったのは冷戦時代のこと。
現代は相互理解と調和とバランス、そして適切な対応と忍耐が必要な 友好を超えた現実の関係なのです。


民主主義では 
平和憲法を持ちながら、もしかすると私たちが選んだことが戦争へ繋がる道であるかもしれません。
問題が起きたとき、様々な人が市民として参加し 情報を共有し 個性を出し合い対応するのが 市民運動。
つまり私たちは別の様々な解決策に変更・選択できるのです
      …これが市民社会の民主主義です。

 

 

終戦61周年企画   ニッポンの終戦         <企画 > メトロ名作上映会

今年の夏は  6月 『 ホテル・ルワンダ 』                現代の戦争‐‐内戦 
          『 白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々 』  ナチに対する抵抗運動
       7月 『 戦場のアリア 』       1次大戦、兵士たちのクリスマス休戦
を上映しました。

2006年ニッポン編を贈ります。 アップロード遅れて申し訳ありません。

『 紙屋悦子の青春 』KAMIYA ETSUKO NO SEISHUN   
11/4(土)〜11/17(金)
監督 黒木和雄
主演 原田知世 永瀬正敏 松岡俊介 本上まなみ

黒木和雄監督 遺作。戦争3部作、最終章

自分の意思を胸に収めた 戦時中の女性の青春を描く
戦火に芽生えた淡い恋- 終戦を間近に控えた鹿児島の田舎町。春、咲き誇る桜の木下で二人の若者が美しく純朴な娘に恋をし、娘もまた初めてのときめきに胸を焦がします。
紙屋悦子は兄の後輩 明石少尉にひそかに思いを寄せていた。ところがある日、兄は別の男性との見合いを悦子に勧めてきた。それは明石の親友、永与少尉。明石自身も縁談成立を望んでいるらしい。一目ぼれした永与は率直な愛情を示す。
明石は特攻隊に志願し、最愛の人を親友に託そうとしたのだった・・・。

★戦争を決して美化しない。多くの肉親・友を失って心に深い傷を背負って生き残った者たちの話です。

 

 le soleil    The Sun
12月9日〜1月12日
 
監督 アレクサンドル・ソクーロフ
 主演 イッセー尾形 ロバート・ドーソン 佐野史郎 桃井かおり

 日本での公開不可能といわれていた あの映画が今幕を開ける
 第13回サンクトペテルブルク国際映画祭でグランプリ

 昭和天皇ヒロヒト−彼は悲劇に傷ついた、ひとりの人間。
 闇は、まだ明けなかった。1945年8月。そのとき、彼は庭師のように質素な身なりをしていた。その人の名前は、昭和天皇。宮殿はすでに焼け落ち、天皇は地下の待避壕か生物研究所で暮らしていた。「私の体は君たちと変わらない」彼を神の子孫だという侍従たちに天皇は言う。失われる多くの命。米軍の爆撃機。見る見るうちに焦土となる東京。戦争をとめることができなかった天皇の孤独と苦悩。彼は「誰からも愛されていない」と呟き、遠く離れて暮らす皇后と皇太子たちのアルバムに唇を寄せた。やがて、連合国占領軍総司令官マッカーサーとの会見の日が訪れる。彼は、ひとつの決意を胸に秘めていた・・・。   戦争という悪夢の中で引き裂かれる、一人の人間の苦悩と孤独、そして、彼の愛する家族をめぐる映画。
「太陽」はアレクサンドル・ソクーロフ監督が、ヒトラーやレーニンを描いてきた3部作「20世紀の権力者」のひとつとして、これまで誰も描いて来なかった昭和天皇をテーマに据えた作品。


→ ロシアの鬼才アレクサンドル・ソクーロフが昭和天皇を主人公にした問題作。神と崇められ、戦争に翻ろうされた天皇が、終戦から一転して「人間宣言」へ至る苦悩と孤独を詩的なタッチで描く。昭和天皇役には映画、舞台以外にも多方面で活躍するイッセー尾形がふんし、桃井かおり、佐野史郎が共演。天皇ヒロヒトの人間的側面に迫る本作は、第55回ベルリン国際映画祭など各地で絶賛された
 

★こうして私たちは、天皇の臣民ではなくなった。だが、いつから日本国の主権者・国民として自覚したのだろうか。この映画はニッポンの外から見た敗戦の天皇の姿をえがいているが、内側から私たちの知りうる菊のカーテンの中の天皇の姿との違いに衝撃を感じ、戦争の歴史認識の甘さを痛感させられる。

★この映画の理解のための補足   
  連合国軍最高司令官総司令部(GHQという通称)     の項 より            フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』抜粋

1945年(昭和20年)
8月14日 日本が降伏の旨を中立国を通じて通告し、勅語を発布する。 
8月15日 国民に向けての玉音放送
8月30日 アメリカ合衆国陸軍マッカーサー元帥が神奈川県厚木飛行場に到着。車両で横浜に入る。 

9月8日 連合軍、東京に進駐する。以後、都内の建物600箇所以上を接収
9月11日 マッカーサー、東條英機らA級戦犯容疑者39人の逮捕を命令(東條、自決に失敗)。 

9月16日 連合軍本部が横浜から第一生命相互ビルに移転。 

9月27日 昭和天皇、マッカーサーを訪問(2人並んだ写真が新聞に公開され、国内に衝撃を与える)

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終戦61周年 『映画をとおし 戦争と平和を考える』 −歴史を風化させないためにー

                             <企画 > メトロ名作上映会  

昨年2005年夏 メトロ名作上映会は福井映画サークルと共催の終戦60周年上映会をいたしました。その際は、多くの支持・支援ありがとうございました。そして継続することの大切さを知り、9月、10月、12月に『終戦60周年ヨーロッパ編』を企画上映しました。

戦争って何?? 世界の戦争と日本、現代の日本について考える

戦争を止めること・平和を守ること・戦争への道を選ばないことは容易なことではないようです。
注意しなければいけないのは戦争映画という言葉です。戦線の激しい戦闘シーンを見て戦争映画としてきたことです。60年間、テレビを含めて戦争映画を見続け、 戦闘に巻き込まれていないから戦争でなく “平和”だと日本中が思ってしまっています。
現代においては すでに交戦国や内戦中の国がある一方、停戦中の国も 国交断絶 経済制裁もあります。戦争景気を待ち望むもの 武器を輸出するものもいます。戦争が始まると、戦争に勝つことが唯一の目的にされ、政治、経済、文化すべてが戦争目的に一致させられます。現代においてはさらに巧妙に情報までがコントロールされています。
グローバル化が進み、注意していないといつの間にかどこかの戦争に加担していることになってしまう時代です。昨年でわかったことは映画が戦争の歴史の語り部になりうることです。それぞれの映画の製作された意図、時代を映画を通して紐解くことで、そこに描かれていないことを含めて そのメッセージは、評価、再評価されて後世に残されることでしょう。戦争という状態に一歩でも近づかないようにするために映画から多くのことを知ることができます。そのことが平和を考えるきっかけになると思います。

2006年 夏の企画  今年は終戦から61年目。 これからも長く続く地道な活動にしたいと思っています

『 ホテル・ルワンダ 』 Hotel Rwanda (メディアスーツ)
6月3日〜6月23日

監督 テリー・ジョージ
主演 ドン・チードル ニック・ノルティ ホアキン・フェニックス
魂を揺さぶる―感動の実話
'04年度 アカデミー賞主演男優賞&助演女優賞&脚本賞ノミネート
「愛する家族を守りたい。」
ただ1つの強い思いが、1200人の命を救った…。  
舞台は1994年、アフリカのルワンダ。長年続いていた民族間の諍いが、大虐殺に発展し、100日間で100万もの罪なき人々が惨殺される。アメリカ、ヨーロッパ、そして国連までもがこの悲劇を黙認する中、4ツ星ホテルに勤める支配人 ポール・ルセサバギナは行き場のない人々をホテルに匿いはじめる…。
虐殺者たちを懐柔し、翻弄し、時には脅しながら、彼はたった一人で避難民たちの命を守りぬいた…。家族を守ることだけを考えていた一人の父親が、1200人を救うヒーローへと飛躍する奇跡の過程を描いた実話。
“日本でも公開を”と願った若者たちがインターネットで運動を展開。その熱意が実り公開となった話題の社会はドラマ。
           
地球の裏側にあっても戦争の影響を受ける時代。現代に至っても民族主義が暴走すると、民族優越から他民族虐殺をもたらす。1994年ルワンダ内戦。 遥かなたアフリカのことだから自分に関係ないと耳と目をふさいで日本は平和だと思っていた。こんなにひどい内戦と虐殺があったのに・・・  家族の愛・勇気・国際政治の現実

白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々 』 Sophie Scholl - Die letzten Tage  (キネティック)
 6月17日〜7月7日
 監督 マルク・ローテムント
主演 ユリア・イェンチ(ヒトラー最後の12日間)   アレクサンダー・ヘルト
 ファビアン・ヒンリヒス   ヨハンナ・ガストドロフ   アンドレ・ヘンニック 
第55回ベルリン国際映画祭 三冠☆受賞(銀熊・最優秀監督・最優秀女優賞 )
第78回アカデミー賞外国語映画賞ドイツ代表

歴史のヒロインの姿を鮮烈に蘇らせる感動の実話
ゾフィーの壮絶な勇気に、世界がすすり泣いた。
1943年、ヒステリックに全面戦争の勝利を叫ぶヒトラー独裁政権末期。誰もが身をすくめていた時代、ヒトラー打倒を市民に呼びかけた実在のグループ“白バラ”の紅一点、ゾフィー・ショル。史実は戦後、ドイツの女性英雄として名を刻まれるゾフィーと、兄のハンス、白バラの仲間のクリストフが2月18日にミュンヘンの大学構内で逮捕され、5日後に人民法廷で大逆罪を宣告され、即日書っ刑されたことを伝えている。しかし、逮捕からの5日間の彼らの真実は長い間、謎に包まれていた。ゾフィーは何を思い、ゲシュタポの尋問間と向かい合ったのか?ナチスは何を恐れていたのか?このゾフィー・ショルと白バラの秘密が、今、初めて明かされる―。
21歳の短い命を澄んだ瞳で見つめ、仲間を守り、明日への希望を祈ったゾフィー・ショルの壮絶な勇気が今私たちの胸を熱くする!

戦後、ゾフィー・ショルは暴力と抑圧に立ち向う市民の勇気のシンボルとなった。  
ドイツでは、二度と戦争を起こさないためにその事実(ナチス政権・強制収容所の実態)を知る責任があるとして次世代に教育している。旧同盟国の日本はどうだろうか?世の中が戦争に向かっていってしまっている状態や戦争に巻き込まれたとき、戦争に反対することは非常に大変なこと。戦争が近づく前に現実の平和を考えることとは?

 『 戦場のアリア 』    Joyeux Noel (角川ヘラルド)
7月29日〜8月18日 
歴史に置き去りにされた、真実の物語 兵士たちのクリスマス休戦   
第一次世界大戦。戦場に響くすばらしい音色が引き起こした、心温まる奇跡。
監督 クリスチャン・カリオン
主演 ダイアン・クルーガー(トロイ) ベンノ・フェルマン ギョーム・カネ
'06アカデミー賞外国語映画賞ノミネート ゴールデングローブ賞ノミネート
STORY: 1914年、第一次世界大戦下。フランス・スコットランド軍と、ドイツ軍が連日砲弾を鳴り響かせている北部の村。クリスマスだけは家族の元に帰りたいと兵士の誰もが願ってはいたが、戦況はますます激化。やがて訪れたクリスマスの夜。ドイツ軍には10万本のクリスマスツリーが届けられ、スコットランド軍の塹壕からはバグパイプの音が響き、兵士たちのコーラスが加わった。歌声は国境を越えて、懐かしい故郷と愛する家族を思い出させる。そして奇跡起こった−。
 
第1次世界大戦初年1914年クリスマス休戦後、各国は長期国民総力戦へと突入し、戦争遂行に反するこの事実(事実上の各国兵士による反戦・平和ゼネストの成功)は第2次大戦を含め長くその後の正史から抹殺された。誰のための戦争なのか? 兵士たちはそもそも戦う必要はあったのか?ヨーロッパがEUになった今、20世紀の戦争の意味が問われる。史実を元に映画は問いかける。戦争の本質を摩り替えてうまれた国土と家族を守る祖国防衛戦争とは?

映画から、あなたは なにを感じ、考えますか・・・?   
                            
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終戦60周年企画    ヨーロッパ編 
戦争を止めること・平和を守ること・戦争に近づかないようにすることは容易なことではない様です。
ヨーロッパ・EU 特にドイツではどう考えるか是非ご覧ください   

9/17(土)〜9/23(金) “戦争のはじめかた
映画祭のワールド・プレミアムで好評を博し、全米公開が決定した次の日があの9・11のテロ。全米公開5度延期の問題作。アメリカの軍の実態を暴く衝撃作です。

『戦争のはじめかた』
Buffalo Soldiers

監督 グレゴール・ジョーダン
主演 ホアキン・フェニックス エド・ハリス アンナ・パキン
前代未聞、全米公開5度延期!!
2001年9月のカナダ・トロント国際映画祭のワールド・プレミアで会場を騒然とさせ、その評判からミラマックス社が直ちに全米配給建を獲得。しかし、その翌日は、あの「9月11日」だった・・・ 
だって、自由の国なんだもん!
対テロ戦争中のアメリカが最も恐れた映画
戦争は嫌だけど・・・・平和は死ぬほど退屈だ!?
実在の人物の体験談に自らのリサーチを加えてロバート・オコナーが書き上げ、ピュリッツァー賞フィクション部分にもノミネートされた小説、「バッファロー・ソルジャーズ」が原作

ベルリンの壁崩壊直前の1989年。西ドイツに駐屯する米陸軍基地では、軍の規律が緩み放題で、平和ボケしかけた上級士官たちは昇進でアタマが一杯だった。戦う相手もいない。そんな中、エルウッドも退屈しのぎに物資の横流しからヘロインの密売などに手を染めていた。ところが、基地の浄化を公言するリー曹長が新たに着任し・・・。それはまさに、これから起こる惨事の前触れだった。アメリカの迷走は今に始まったことではない。時代はブッシュ(父)に遡り、戦争はこうしてはじめられる

  
10/1(土)〜10/14(金)
 ”ヒトラー最期の12日間”
 タブーであったドイツからの歴史証言です。全てを目撃したヒトラーの秘書が明かす驚愕の真実の映画化です。

ヒトラー 最期の12日間』

Der Untergang / DOWNFALL

監督 オリヴァー・ヒルシュビーゲル
主演 ブルーノ・ガンツ アレクサンドラ・マリア・ララ トーマス・クレッチマン
本年度アカデミー外国語映画賞ノミネート
全世界激震!彼の敵は世界
誰も描けなかった驚愕の真実に世界が揺れた。
緊張感あふれる衝撃の155分。今あなたも"歴史の目撃者"になる。
1945年4月20日 ベルリン ソ連軍の砲火を避けるため、地下要塞に退却したヒトラー。若き秘書のユンゲは追 い込まれる彼やナチスの姿を目の当たりにする。謎に包まれた"ヒトラー"の最期、そしてナチスという一つの組織 の崩壊劇。全てを目撃した秘書が明かす驚愕の真実、ドイツからの歴史証言

 12/3(土)〜12/9(金)

マイ・ファーザー
 
(アルシネテラン)
My Father, Rua Alguem 5555 /Papa Rua Alguem 5555 

監督 エジディオ・エローニコ
主演 トーマス・クレッチマン 
チャールトン・ヘストン『ベン・ハー』

 F.マーレイ・エイブラハム『アマデウス』

原作 ペーター・シュナイダー 

父よ、あなたは本当に罪人だったのか・・・。
父の罪は、幾千もの命を奪ったこと。
子の罪は、その男を父に持ったこと。
1977年1月、ブラジル、マナウス。35歳のヘルマンは実の父親と初めて対面しようとしていた。アウシュビッツ収容所で多くの人体実験を行い、“死の天使”として恐れられた医師ヨゼフ・メンゲレ。この男こそ、ヘルマンの父親であった。30年以上逃亡生活を送るメンゲレは自らの罪を決して認めない。幾度となく繰り返される父と息子の衝突。父親を理解したいと望むヘルマンの心は次第に絶望へと変わっていく・・・。
1985年。メンゲレの白骨死体が見つかったとの報道で、彼の死について問いかけられたヘルマンは、長い沈黙の後、父との苦悩と葛藤の日々を語り始める。
父は残酷な犯罪者だったのか−ー実在したヨゼフ・メンゲレ、その息子の証言を元に描かれる、衝撃の真実!

2大アカデミー俳優と、ドイツの注目俳優の豪華競演。

[日本] [イタリア(English)]
Variety.com
http://www.variety.com/review/VE1117923071?categoryid=31&cs=1
TAM TAM IL DAILY DI ITALIA CINEMA
(Italia, & English)



             
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戦60周年上映会

『日中戦争、太平洋戦争を忘れない』 
−歴史を風化させないためにー
                             " We Never Forget W.W.2 in Asia for Peace "
                               福井映画サークル協議会    メトロ名作上映会  

映画で知る戦争の真実  ――上映会の意義

2005年 夏、終戦60周年を迎えることになりました。戦争体験者が非常に高齢化が進んでいるばかりでなく、体験者にとって思い出すことさえも辛い体験であるため、平和への伝承が困難となってきました。国内の戦禍、空襲、原爆、沖縄戦については比較的語られてきましたが、軍隊の内部、海外戦地での姿に触れられる機会がほとんどありません。
この上映会では 戦中、戦後に制作され日中戦争、太平洋戦争をテーマにした数多くの作品の中より、世界的評価を受けている国内外の映画作品を選び特集しました。これら作品を上映することにより、記録・ニュースでは味わうことの出来ない、軍隊にいた人々の人間としての苦悩、戦場となった国の人々の怒り・苦しみ・恐怖、そして戦地での日本軍の姿を知ることができます。この上映会をすることが 軍隊の内部・海外の戦地での精神面からみた戦争の語りべ になり、そのこと自体が “歴史を風化させないこと”になると考えます。


平和に向けての試みとして


映画を通して次の世代へ、戦争体験を東アジアの人々と共通の歴史として伝承する新しい試みになればと思っています。東アジアの人々と話すとき、相互理解の手助けになれば幸いです。
昨今は特に若い人が政治に無関心と取り沙汰されていますが、無関心さの所以は歴史を自分の歴史、人間の歴史として認識していないからだと思います。戦争の事実、戦争の悲惨さを記憶にとどめ、平和について個人レベルで考えるきっかけになればと思い、企画しています。

語り部としての映画   上映映画を通して

@ 日本は徴兵制の下、どのような軍国主義教育をし、帝国軍人として戦地に送り出していたか 
A 日本軍は、海外の戦地ではどのような軍隊であったか。そして戦地でどのように終戦を迎えたか。
B 戦時中 当時の国民は映画によってどのように戦争を知らされていたか。  [土と兵隊 1939 ]
C 戦場となった国の人々は日本軍をどのように見ていたか  [ 鬼が来た!  戦場のメリークリスマス ]
D 戦後日本の反戦・平和への思いとは  [ 真空地帯 1952、 ビルマの竪琴 1956、]
E 現在、世界に国際映画祭受賞等により知らされている日本軍のイメージとは [ 鬼が来た! 、 戦場のメリークリスマス ]
F そして   あなたの思い

上映作品

  土と兵隊』 
  Tsuchi to Heitai 
 /  Earth  and  Soldiers  / Terre et Soldats
s  (1939) 日活
     監督 田坂具隆 原作 火野葦平 脚色 笠原良三 陶山鉄
  (出演) 小杉勇 井染四郎 菊池良一 長尾敏之助   
   ☆USAより返還された日本の国策映画の一典型的大作
この映画は日中戦争(1937〜)のさなか、1939年日本国内の撮影所と中国本土の日本軍占領地でロケされた。
中国杭州湾上陸後内陸へ行軍につぐ行軍。戦場の日常性、軍靴の音。泥道。日章旗。 銃後の国民は日本の聖戦を信じた 
     キネマ旬報 
English       http://us.imdb.com/title/tt0162714 

 真空地帯
 
 Vacuum Zone  (1952)  独立プロ名画保存会 
        監督 山本薩夫 原作 野間宏 脚色 山形雄策  
  (出演) 神田隆 加藤嘉 岡田英次 沼田曜一 西村晃一 木村功   
     ☆監督や俳優の多くは実際の軍隊経験者
国内の兵営で、召集された青年が訓練され帝国軍人として戦場に送り出されるまでを精密に描く
    キネマ旬報
           English  http://www.imdb.com/title/tt0045146/ 

  ビルマの竪琴
  Burmese Harp     (1956)   日活  
    監督 市川崑 原作 竹山道雄 脚色 和田夏十
    (出演) 三國連太郎 (隊長) 安井昌二 (水島上等兵)    
 1945年 ビルマの密林を日本軍は敗走していた・・。
 美しい竪琴の音に、理想と祈りをこめて全世界に訴える人類愛の歌声
                              <公開時ポスターより>
 
キネマ旬報    
English   http://www.geocities.com/Hollywood/Bungalow/1204/burmese.htm

         
BBC    http://www.bbc.co.uk/bbcfour/cinema/features/burmese-harp.shtml



 戦場のメリークリスマス
Merry Christmas Mr. Lawrence (1983)
大島渚プロダクション
       監督 大島渚 
            音楽 坂本龍一 原作 ローレンス・ヴァン・デル・ポスト  
 (出演)  デビッド・ボウイ  坂本龍一  ビートたけし  内田裕也
  1942年、ジャワ。日本軍の俘虜収容所。そして46年戦犯拘置刑務所。
     極限状態での男達の心情
  キネマ旬報
  
Cannes http://www.festival-cannes.fr/films/fiche_film.php?langue=6002&id_film=1433

New York Times   http://movies2.nytimes.com/gst/movies/movie.html?v_id=32280
French   http://www.chez.com/cae/films/merrychristmasmrlawrence



 鬼が来た!
 鬼子來了     GUIZI  LAI  LE  ; DEVILS ON THE DOOR STEP 
            
Démons  à ma Porte  (2000)  
中国映画 東光徳間 
     監督/脚本/主演 チアン・ウェン(姜文)  
(出演) 香川照之 チアン・ホンポー エン・ティン チェン・シュ  
 ☆2000年カンヌ映画祭グランプリ
 日本では鬼畜米英といい、中国では日本軍を"鬼子"と言った。 中国華北の村人に捕虜日本兵が預けられた悲劇・・ 
   
公式サイト(公開時 キネマ旬報  
 Times Asia www.time.com/time/asia/magazine/2000/0724/china.jiangwen.html
  Cannes
   http://www.cannes-fest.com/2000/film_guizilaile.htm


以上の作品は各社趣旨に賛同され提供された上映決定作品です





2005/ 8/6〜 8/19 モーニング&レイトショー

ビルマの竪琴  8/6〜 11 木 @11:00 A13:10
土と兵隊     8/12金〜15月 @11:00 
鬼が来た!  8/16火〜19土 @11:00
戦場のメリークリスマス 8/6〜11 @ 19:30 
                     12金のみ@13:10 A19:30
真空地帯   8/13〜19 @ 19:30 


この上映会はジョイント方式です。個人、団体問わずご参加・ご協力よろしくお願いします。

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 2005/8/6 -- 8/19    Special movie show    
   We Never Forget W.W.2 in Asia for Peace 

Selected excellent movies


BIRUMA  NO TATEGOTO  /
Burmese Harp     (1956 )  Japan

directed by Kon Ichikawa
one of famous antiwar films after WW2 in Japan
The Burmese Harp is one of Ichikawa's first widely acknowledged films, bolstered by success at The Venice Film Festival. A compassionate, anti-war film (yet refusing to enter into any cinematic discussion of where to lay blame), this is one of the first films to portray the decimating effects of the war from the point of view of the Japanese army. 

English http://www.geocities.com/Hollywood/Bungalow/1204/burmese.htm
BBC    http://www.bbc.co.uk/bbcfour/cinema/features/burmese-harp.shtml


Merry Christmas Mr. Lawrence. 
(1983)
directed by Nagisa Oshima 
A highly unusual war movie with as many detractors as fans, this English-language feature directed by Nagisa Oshima (In the Realm of the Senses) stars David Bowie as a silent, ethereal POW in a Japanese camp. Protesting--via his own enigmatic rebellion--the camp's brutal conditions and treatment of prisoners, Bowie's character earns the respect of the camp commandant (Ryuichi Sakamoto). While the two seem locked in an unspoken, spiritual understanding, another prisoner (Tom Conti) engages in a more conventional resistance against a monstrous sergeant (Takeshi). The film has a way of evoking as many questions as certainties, and it is not always easy to understand the internal logic of the characters' actions. But that's generally true of Oshima's movies, in which the power of certain relationships is almost hallucinatory in self-referential intensity. The cast is outstanding, and Bowie is particularly fascinating in his alien way   --Amazon

    
  Japan  
Cannes http://www.festival-cannes.fr/films/fiche_film.php?langue=6002&id_film=1433
New York Times   http://movies2.nytimes.com/gst/movies/movie.html?v_id=32280
French   http://www.chez.com/cae/films/merrychristmasmrlawrence

 Tsuchi to Heitai    / Earth  and  Soldiers / Terre et Soldats   (1939)   
Directed by Tomotaka Tasaka
Writing credits Ryozo Kasahara 
Original Novel Ashihei Hino
.
Location; Nikkatsu Studio in Japan ,  occupied  territory by  Japan  in China

This is one of  typical Japanese militarism Films , made in 1939 under  Government control.  .

  Japan 
 English       http://us.imdb.com/title/tt0162714/

 Shinku Chitai    / Vacuum Zone     (1952 ) 
Directed by Satsuo Yamamoto
Writing credits  Hiroshi Noma (novel)
Yusaku Yamagata 
Cast  :Takashi Kanda , Yoshi Kato , Isao Kimura ,Koichi Nishimura 

One of famous antiwar films after WW2 in Japan
Satsuo Yamamoto revealed  a life of barrack with reality -- how  a common citizen was changed to a soldier of Military of Empire Japan with violence.
 Japan   

 English  http://www.imdb.com/title/tt0045146/

GUIZI  LAI  LE  / 鬼子來了
DEVILS ON THE DOOR STEP /Démons  à ma Porte  ( 2000 )  
Director, Producer: Jiang Wen
Writer: You Fengwei (novella), Jiang Wen, Li Haiying, Liu Xing, Shi Jianquan, Shu Ping
Cast: Jiang Wen ,.Jiang Hongbo ,Teruyuki Kagawa


Devils on the Doorstep is Jiang's scalding tragicomedy set in a Chinese village during the wartime occupation by the Japanese. One villager, Ma Dasan (played by Jiang), is told to hold a Japanese officer and his Chinese translator as hostages. The film, which traces the villagers' fear and the soldiers' brutality, won the Grand Prix (second place) at this May's Cannes festival—a high honor, and a victory for Chinese cinema.  ---
Time Asia

Japan 
Time Asia www.time.com/time/asia/magazine/2000/0724/china.jiangwen.html
Cannes
   http://www.cannes-fest.com/2000/film_guizilaile.htm

*****Time Schedule::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Morning Show
8/6
-- 11      Burmese Harp        ( 1 ) 11:00 ( 2 ) 13:10
8/12
-- 15       Tsuchi to Heitai      ( 1 ) 11:00 
8/16
-- 19        DEVILS ON THE DOOR STEP   ( 1 ) 11:00

Night Show

8/6
-- 11      Merry Christmas Mr. Lawrence.   ( 1 ) 19:30 * 8/12  ( 1 ) 13:10  ( 2 ) 19:30 *
8/13
-- 19      Shinku Chitai       ( 1 ) 19:30 

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