活動報告

・民主・みらいからの活動報告

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会派県外視察(福島県)
2018/11/14

 11月8日(木)、福島県の浪江町役場にお伺いしました。東日本大震災後の復興状況について、まちづくり整備課にお話を伺いました。
 震度6、15mを超える津波に襲われ、その後の放射線被ばくを含めた災害からの復興努力は想像を絶するものがあります。21,000人いた町民はすべて避難し、29年3月末にようやく、放射線が低い地域の避難指示が解除されたものの、居住人口はようやく848人。戻れない人々は全国に避難しておられるとのことでした。
 町内の災害廃棄物の量は29万トンにものぼり、今回、職員の案内で車内からの視察でしたが、原野、廃村など帰宅困難地域の多さを感じました。復興に懸命に努力される役場職員の方々に敬服します。

 11月9日(金)は会津若松市で歴史・文化遺産を活用した観光の取り組みについて調査を行いました。
 福島県立博物館は福島市ではなく、会津若松市にあります。非常に立派な建物で、規模も建設予算も福井県の数倍の経費がかかっているようです。会津若松市では今年、戊辰150周年(明治維新ではなく)を記念して事業を行っており、さまざまなイベントが開催されています。博物館に隣接する鶴ヶ城でも幕末特集が開催されており、外国人観光客も多く訪れていました。ボランティアガイドの方々も熱のこもった解説で盛り上げておられます。

会派県外視察(青森県)
2018/10/19

10月16日(火)、中核市について調査を行うため、青森県八戸市を訪れました。福井市が中核市指定を目指すにあたり、実務的な部分を調査します。
 八戸市は昭和39年に新産業都市、平成6年に国際コンテナ港に指定され、その後中核市へ移行しています。人口は23万人、全国で54市ある中核市のひとつです。中核市となる流れとしては、平成26年5月に市長が議会で表明され、6月に青森県知事へ協力要請を行い、県議会での協議を経て29年1月1日に移行となりました。中核市移行に伴う市民や企業への説明の詳細などをお聞きし、多変なご苦労があったと感じました。青森県から八戸市に移譲された業務は保健衛生、福祉など202事務にのぼり、移行に伴う職員数の推移も70人ほどあったとのことです。中核市に移行したことにより、よりきめ細やかな市民サービスの提供や、自立的まちづくりなど、住民に身近な行政サービスを行えることと、中核市のブランド・ステータスはやはり大きい、とのことでした。

 10月17日(水)は六ヶ所村の日本原燃株式会社PRセンターにて使用済燃料の再処理、放射性廃棄物の貯蔵・埋蔵等の状況について視察調査を行いました。
 副館長に施設の説明を受けましたが、今後は耐震強度の新基準をしっかりとクリアし、早期完成を目指したいとの説明がありました。

会派県内視察(小浜)
2018/8/20

 8月17日(金)に小浜市へ視察調査に行きました。水産学術産業拠点基本構想による県内水産業振興について関係者の方々にお話を伺うことができました。
 
 福井県栽培漁業センターでは、基本構想について詳しく説明を受け、マハタ、ヒラメなど水産試験場内のたくさんの水槽を視察しました。県立大学の研究開発についても説明を受けました。
 昼食後は小浜市田鳥の鯖養殖場に伺い、鯖街道を広めようと様々な鯖の商品販売を行う「鯖や」の取り組みを調査しました。併設する飲食店「SABAR]にも立ち寄り、観光資源としての鯖の魅力を再発見しました。
 最後に県立大学小浜キャンパスを訪問し、生物資源学部について学部長より説明をいただき、今後の新学部構想や鯖養殖の専門官の充実など課題について意見交換などを行いました。
 9月議会では、この水産業振興について質問を行いたいと考えています。

秋田県視察調査
2018/03/28

 3月22日(木)から23日(金)にかけて、秋田県へ視察調査に訪れました。
 今回のテーマは「教育・文化」です。

 先ず、秋田県教職員組合にお伺いし、「秋田県のトップクラスの教育について、またその課題について」お話をお聞きしました。かつて低迷していた教育レベルをトップクラスにまで押しあげた教育改革の多彩さには驚きます。少人数学習の徹底、県独自の学習状況調査など、さまざまな努力をされている。全国から視察に訪れる団体も多いとのこと。私たちも、福井県の教育の現状と課題を提示し、今後の教育の在り方などについて意見交換を行いました。

 翌日は「角館の武家屋敷などの文化財保存について」仙北市教育委員会文化財課の職員の方にお話を伺いました。有名な武家屋敷には、現在も当主とそのご家族が住まわれており、その中で屋敷を保存していくことの難しさをお聞きしました。しかしながら観光客は年々増加し、年間約600万人とのことで、観光の目玉である文化財や景観の維持管理は大変だけれども、地道な活動が集客になるということを改めて感じました。

 最後に、「国際教養大学」を尋ねました。
 この大学は全国各地から受験に訪れる大学として注目されています。多様な価値観や世界観をお互いに認め合い、諸問題の解決に努めながら未来を切り開いていく力、「国際人」を養成するため、国際教養教育を行っています。大学の特徴として、授業のすべてが英語、1年の留学などが義務付けられています。
 大学図書館の加藤館長のお話では、大学図書館は300席の座席とWi-Fi環境も整備、電子書籍29万冊、図書8万冊で外国語関連図書も豊富。学生も教員も24時間365日勉学に励むことができる環境となっているとのことでした。
 大学AIUの設立は、県議会で大激論の末、中島峰雄初代学長の見識と熱意で設立されました。これからのグローバルな時代に即戦力で活躍できる人材を育成している注目の大学です。

会派県外視察(岐阜県本巣市)
2017/10/27

10月25日、地場産学校給食先進事例および樽見鉄道運営などについて視察調査を行いました。
 本巣市給食センターでは、広々して清潔なセンター内部を視察させていただきました。毎日作る給食数は5,000食とのこと。
 五井所長、担当者の方から本巣市の地産地消の取り組みと給食センターの概要を伺い、地場産の農作物を学校に積極的に活用している本巣市の取り組みをじかに学ばせていただきました。さらに、実際に給食を作られている職員の方や栄養士さんから、地産地消メニューの開発から子供たちへ配慮した献立作り、また実際に農作物をつくられている生産農家の方が学校で子供たちにお話をされるという取り組みなどの紹介もお伺いしました。
 また、実際にこの日の献立を試食させていただくこともできました。
 地元農協との協議会の持ち方、需給調整、また旬の野菜などの管理の仕方などについて質問、意見交換などさせていただきました。

 午後は、樽見鉄道株式会社に伺いました。
 森下達哉運輸部企画営業部長より、樽見鉄道の歴史について熱心なお話があり、3セク後の経営状況、企画の立案など、乗車率向上に向けてのアイデアの創出が着実な客数の伸びに繋がるというお話に感銘を受けました。
 特に、地域住民の参加促進策、観光命名電車など面白そうな企画が満載で、非常に参考になりました。

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