勝山 左義長囃しと左義長太鼓 |
左義長囃しさぎちょうばやし |
歌の文句は冬の左義長祭りに中心となった若人の遊女と遊んだ姿や、
勝山の名所、特産物、そして勝山市下長渕地区の勝山で一番立派な櫓、
並びにその櫓の中でのお祭りの様子を歌詞にして、三味線・笛・鐘の和楽器を
奏でながら左義長囃しとして歌い込んだものです。
浮 今 お さ 冬 秋 夏 春 蝶 櫓 か 襦 日 勝 宮 櫓 あ ス よ こ よ 鮎 よ 弁 よ 乳 よ もたれ 袢下は 山檜造 のあさ キ雪冬 け秋秋 つ九夏 天花春 くま花 揺す太 の長楽 一でり 下なお |のよ 狩のよ り頭よ 桜のよ びだよ れき鼓 花櫓し よ百の へたい ぞ勝 り勝 よ竜 勝 は乳 るもに よはい 年 もで よ山こ よ山こ い川こ 弁山こ なの花 揺 勝 長 櫓君 い が い が ぞでが 天 が せむよ 櫓れ長 襦 火 山 淵 のも集 ぞ れ ぞ れ れ 桜 れ かの もて淵 袢 の 一 や 下 ま し し 鮎 し し 乳 ね 揺 囃 の 神 よ ぐ へ っ ス 冬 こ 秋 つ 夏 春 く ん れ し 花 祭 ら て キ よ け よ り よ よ び ね る よ り お | 狩 よ は い ぞ り い な で よ よ ぞ せ い い ぞ ぞ
左義長太鼓さぎちょうだいこ |
通常、皆様が御承知の日本全国にございます和太鼓のほとんどは曲太鼓という形で
称されておりますが、私共の左義長太鼓は囃しに合わせ様々な踊りを織り混ぜながら
太鼓を打ち込む、浮き太鼓という形で称しております。
地打ちと浮き打ちに分かれており、地打ちの拍子に合わせて長襦袢を着,女装した男性
(昔より左義長祭りの中心となった若人が遊女の長襦袢を身につけ、櫓に上り太鼓を
打ったと語り継がれております。)が、左義長囃しの歌詞にもありますように
蝶のように花のように身振り手振りの振りを踊りに取り入れながら太鼓を打ち込みます。
蝶々にもアゲハ蝶のような大きくて華麗なもの、そしてモンシロ蝶のような優雅なもの、また
シジミ蝶のように小さくて可憐なもの、そして花にも牡丹のような大きくて華麗なもの
桜のような優雅なもの、また梅のように小さくて可憐なものがあるように、太鼓の打ち手が
身振り手振りの踊りを取り入れながら、大きくて華麗に、また優雅にそして小さく可憐に
表現しながら、太鼓を打ち込む姿を魅せます。