左義長(さぎちょう)とは・・・ |
左義長(さぎちょう)とは、
元々農民の五穀豊穣を祈る火祭りとして小正月の大切な行事とされ
その歴史は古く、日本各地の農村に普及したのは室町時代以後と云われています。
天正年間(今より約四百年前)柴田勝安が当時の袋田村(今の上袋田付近)に
居城を築いた頃より始まり雪の積もった田んぼの真ん中で、高さ十メートルぐ
らいの松の木を立てその回りに十数本の孟宗竹を山形に束ねて各家から集めた
正月の松飾りや〆縄を結び付け、子供や若い衆の書き初め、娘さんの手芸品、
折り紙などを飾り夜になると神主のお払いがありその後根元に積んだ柴に火が
つけられるいわいる「ドンド焼き」が行われたのが、左義長のはじまりと伝えられています。