圏域の概要

福井県は、嶺北地域と嶺南地域からなり、当嶺南地域は古来より大陸と京畿を結ぶ政治、交通の要として早くから開けたところでした。

安土・桃山時代にはしばしば合戦の場となり、領国・領主も変遷を重ねましたが、江戸時代には酒井氏の所領となり、明治維新までその領下にありました。敦賀から近江海津に至る西近江道や、小浜から今津へ向かう若狭街道は主要道として、また、敦賀・小浜の両港は北前船交易港として繁栄しました。

明治4年7月廃藩置県により、藩に代わり県が置かれることになり、様々な変遷を経ながら明治14年2月に現在の福井県となりました。
本圏域は当時敦賀、三方、遠敷、大飯の4郡より構成されていましたが、昭和12年に敦賀市市制施行、昭和26年に小浜市市制施行を経て、町村合併促進法により昭和30年には2市5町1村(敦賀市、小浜市、美浜町、三方町、上中町、大飯町、高浜町、名田庄村)となりました。

その後、高度経済成長に伴う地域社会の構造変化とともに、住民の日常社会生活圏の広域化に対応した広域行政の必要性が指摘され、昭和45年に当圏域8市町村により嶺南地区広域市町村圏協議会が設立されました。
当圏域8市町村で協議会を設立、その後平成9年に嶺南広域行政組合に改組され、広域行政の円滑な運営を図ってまいりました。

また、組合となりましてから平成の大合併により平成17年3月に旧三方町と旧上中町が合併し「若狭町」に、平成18年3月には旧大飯町と旧名田庄村が合併し「おおい町」が誕生し、2市4町(敦賀市、小浜市、美浜町、若狭町、おおい町、高浜町)となり現在に至っています。
地 勢
本圏域は福井県の南西部に位置し、北は日本海若狭湾に面し、東は本県丹南地域に、南と西は滋賀県及び京都府に、それぞれ標高800m前後の山嶺を境として接し、山も海もある豊かな自然に恵まれています。
交 通
本圏域には東部にJR北陸本線と北陸自動車道及び国道8号が南北に走り、東西にJR小浜線と舞鶴若狭自動車道の一部(舞鶴東ICから小浜西IC)、国道27号及び広域農道である若狭梅街道・西街道が縦貫しているほか、南部に国道161・303号等が通っており、関西・中京方面を結ぶ重要な交通の要衝にあります。
とりわけ国道27号は、阪神淡路大震災をきっかけに名神高速道路、国道1号の代替ルートとして注目され、それ以降交通量が増加しています。

また、平成26年度を目途に整備されている舞鶴若狭自動車道が敦賀まで開通し北陸自動車道と接続されるとともに、整備が進められています北陸新幹線が敦賀駅まで延伸されますと、北陸地方と関西・中京方面を連絡する重要な役割を果たすものと期待されているところであります。
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