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■ 大名町(だいみょうまち)の由来・・・
うち
福井藩政時代、「大名町の内」には上級武士が住む武家屋敷が並んでありました。
その南半分が現在の佐桂枝中町で 北半分が佐桂枝下町にあたります。
今も残る大名町の名称は、一万石以上の大身の武家屋敷が並んだ通りを「大名広路」と
呼ばれたことから由来し、道幅は城下では最大の10間(約18m)ありました。
結城秀康は越前国68万石を支配した大大名ですが、このような万石以上の家臣を見事に並べた城下町は
全国にもほとんどなく、大名町という名が残っているのは唯一(※1)福井だけだそうです。
現在、新名称でつけられている「フェニックス通り」という名より、昔からの「大名町通り」と呼ぶ方のほうが
ずっと愛着があるように思えます。
(備考) 立て続けの戦震災で、壊滅的な被害を受けた福井市が不死鳥(フェニックス)のごとくすぐさま復興したことを象徴して
「フェニックス通り」と名づけられています。
※ 信州 松本城 城下には大名町(だいみょうちょう)という名が今も残っている。
信州・松本城の入口・大名町(だいみょうちょう)通り
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