復活!がんばれ増田未亜! PART2

逆襲のミア   ('97 10.14)


 

そもそもの発端は一通のメールから。

ある日私のもとへ増田未亜に関する質問のメールが。もうすっかり電波系サッカーページとしてお馴染みになってるものと思っていた私はちとアセった。急いでいくつかのサーチエンジンで調べて見ると、「増田未亜」ででてくるホームページには必ず、しかもへたすりゃ結構上位のほうでこの「ゴール裏からをこめて!」が出てくんのよ。私自身は増田未亜で登録はしてないはずなので「ああ、これがロボット型ってやつかあ」と感心する。・・・いやそーいう場合でなくって。

 

・・・いやしかしどーいうこった?インターネット上に芸能人・アイドルのファンページなんてそれこそ星の数ほどあるだろうに、増田未亜専門ページって誰もやってないの!?神保町いきゃあ写真集や掲載アイドル誌がいまだに高値で売られているカルトアイドル(?)のはずなのに?あの値段は全部ウソだったのか?

 

・・・でも本当は私ももうわかってるのだった。増田未亜の「一部のマニア人気」なんて砂上の楼閣でしかないって事を。写真集「午睡の風」に高い値段がついているのは、中の1ページにほんのわずか乳首らしきものが見えるので話題を呼んだから、そして版元の学研がこの本を絶版にしたから、ただそれだけの事。実際他社からその後だされた彼女の写真集はいまだに新品の在庫があることもあり、古本屋でも二束三文の値しかついてないのだ。

 

でもよー、あんまりにも冷てえじゃねえか?いまインターネットっつったらなんでもありのないものなどないコアな人々の集まる空間じゃねえのー?(そうか?)それなのにちょっと忘れかけられてるからといって確実に隠れファンがいたはずのアイドルの応援ページ作ってるやつなど全然いないってえのかー!?

くっそう、こーなったら俺が増田未亜のファンページつくったるかぁああ!?・・・なんていきり立ったんだけど、よく考えたらやっぱ無理だよなあ。アイドル系のファンページなんて見に行くと、テーブル使ったり自前の壁紙があったり膨大な量の画像ギャラリーとかあったりして、結構こった作りになってんだよなあ。とてもじゃないけど文字ばっかのスポーツページ作ってクダ巻いたり咬みついたりはたまた18禁なヨタ話してるよーな人間にはどだい無理っすよ。

ぜんぜん話変わりますけど、マリノスのホームページを新聞にたとえると、nalikaさんやなひさんとこが朝日や読売で、「ゴル愛」は東スポですわ。(あ、もしかしたらマリーシアさんとこも東スポのラインを狙ってるかもしれない(笑))無論私の場合確信犯なわけですけど。しかしもし仮に日本に新聞が東スポ1紙しかなかったらこりゃ世も末。つまりこんな私のゲリラなHPが存在していられるのも王道を守ってくださるホームページがあってこそなのであります。

 

さてそんなこんなの日常で実は気づくのけっこー遅かったんです私。スコラはいつも読んでねえし、表紙の佐藤藍子って俺好きじゃねえから見落としてたんですが、なんだ!?増田未亜?「スクープ!!大胆初SEXY」!?ぬをおおおおおーーー!!!伝説の美少女って、本当にそう思ってるんだろうなースコラさんよー!?はやる気持ちを押さえながら積んである下のほうからどうせ増田未亜のページしかいらないのにできるだけ痛んでないの選んで抜き取っちゃって(かならずやりますよね(笑))しげしげと眺めると、ホッ。あーよかった、一応それなりに大胆ではあるものの「割り切った私たち」みたいなアッケラカーンのオッピロゲ〜てな仕上がりではないみたい。ファン心理はむつかしいっていっちゃえばそれまでだけど、川島なお美みたいにズケズケ脱いじゃって私は女優でござい〜って顔してられる女を許せるなら最初っから増田未亜みたいなタイプ好きになってないっつーの。ファンが望む姿を演じるのが芸能人だとすれば、別にファンがやって欲しいと思ってない方向にいく必要はないんだよね。菅野美穂はそこらへんがズレちゃったんだよなあ。それにそもそも増田未亜って「伝統的な日本人好みの童顔」だからセクシーさを打ち出そうとしてもさあ。あんましムリしないでほしいんだよなあ。

でもよー、まさかと思ったけど本当にスコラだもんなあ(笑)「GORO」亡きいま、芸能人が脱ぐとしたら現在一番ステータス高いのは週刊プレイボーイじゃないかな?失礼ながらスコラは2番手だろー。ちっくしょー、今の増田未亜の立場を見事に示してるじゃねーか。でもその後もいくつかの男性誌のグラビアを飾ったりしたとこ見ると、潜在的なファンはまだまだいるってことじゃねーか?

 

しかしさー、ここんとこのグラビアの中の未亜ちゃんを見てると、小沢なつきちゃんの時にも感じたんだけど、なんか心が痛むっつーか、複雑な気持ちになるんだよね。だってさ、今25歳の「増田未亜嬢」の顔が、15、6くらいの頃の「増田未亜ちゃん」の顔と全然変わってないんだよー。昔水着姿で微笑んでたままの顔で大人になって裸になられると、なんかどーも表現しにくい気持ちになってくる。もうどうせだったらすっかり顔つきも変わって化粧もケバくなっちゃってくれたほうが「ああ、もう昔の彼女じゃないんだなあ」ってもう忘れようって気になるんだけど、あの頃とまったくおんなじ目でカメラ越しにこちらを見つめられるとどーしてもあきらめきれなくなるんだよなあ。なんかふっきれないままだった昔好きだったクラスメイトにひさびさの同窓会で会っちゃったような気持ちになってくるよ。

 

しかしまあ、これから増田未亜がどういう展開を見せていくのかわからないが、とりあえず現在出演中のNHKドラマ「コラ!なんばしょっと3」さっそく見てみました。いや〜でもコアなマスダミアン(死語だねこりゃ)以外にはあまりおすすめできないかも。だってこのドラマって基本コンセプトが「貧相」(貧相でわるけりゃ「清貧」だな)なんだもんなあ、未亜ちゃんもこれでは新しいファン獲得にはつながらないかもしんないし。前シリーズまでのほうが可愛かったなあ。(それよりこのドラマ、増田未亜よりむしろ近藤正臣の最近の仕事の迷走ぶりが目につく。いずれ「がんばれ近藤正臣!」とかやらないといけないかもしれない。)

 

まあ今月下旬には写真集も発売になる。すべてはそれからでしょう。発売前なら「未公開SEXYフォト!」とか言って載せてくれる雑誌は多いだろうが問題は発売した後。これをきっかけにテレビにちょくちょく出れるようになるのか、それとも結局Vシネマのひとになって消えていく小沢なつきパターンなのか。どうでもいいけど若いお笑いにやさしい言葉でダマされて結婚したはいいが実はその男が族あがりでひどい家庭内暴力に悩まされたあげく離婚、ふっきるためにオールヌード写真集だしたはいいが泣かず飛ばずでひっそりと舞台の仕事を続けていく・という往年の「桂木文パターン」だけはお願いだからやめてね。

 

さあ、なにはともあれとりあえずは写真集の出来を見てからっすね!我々の闘いはこれからだ!(闘いか?(笑))


この後、さる方からメールで情報をいただきまして、めでたく増田未亜のファンページを発見!がんばってほしいでやんす!

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